かげろう
それは清く透明でうつくしく気高くはかなくそこにあった。
電車の扉の端に 駅の階段の隅に 電柱の陰に 風が吹くと、ふるふると頼りなげにふるえるくせに、踏み付けられてもびくともしない。 つるりと光る様は神々しくさえあり、触れようとするとふいに消えてなくなってしまう。 なのに、諦めてその場から離れてふりかえると、またしれっと姿を現わしたりする。 触れられず、聞こえず、時に見えず、名も知らぬそれ。 しかし人から生まれ、人の中にあるもの。
by nyankoya
| 2005-11-25 09:26
| 創造の森
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